2007年6月15日金曜日

心理的な壁を取り払う?

新規の営業。。。。
当然、最初は初対面。。。。

関西人の殆どには「生れたとき」から備わっていると勝手に私は思っているから、関西のひとにとっては、当たり前のことを何をいまさらと思われてしまうかもしれないが。。。。

初対面で商談テーブルについた瞬間に、本題を切り出しても、まだ相手は聞く耳を持ってくれないのは当たり前。

見知らぬ人同士、まだ心を許せていない氷のようなガチガチの関係「壁」を、とりはらう必要があります。

具体的には世間話など、ビジネスと関係ない話をして相手との心理的距離を縮める・狭めるということ。(=「仲良くなる」)

心理的な壁をとり払う時に「暑いですね~」などのように、相手が共感してくれやすいネタを振る、ということも、小さなイエスを取っていることになる。

とにかくイエスの取り方として効果的なのは、当たり前のことを聞く。。。。。決まりきったことを聞く。。。。。。

だから「雑談するならこのネタだな」と軽い気持ちで選ぶといい。

ネタ元としては

 季節・・・  暑くなりましたね。今日はもっと暑くなるみたいですよ
        来週はずっと雨みたいですね
        今日、夕方から大雨みたいですよ。傘お持ちですか?

 ニュース・・・年金問題どうなるんでしょうね。。。
        実は、昨晩のニュースの被害者、私の娘と同い年でして
        業界の規制が緩和されるそうですよ

 趣味・・・  実は私、海釣りが趣味でして
        先月、料理教室に行ってみたら面白くて
        週末は、山に行くんですよ
        ゴールデンウィークはどこか行かれたんですか?
        年末年始はご実家に帰られるんですか?

 テレビ・・・ 昨晩、テレビで他業界のこんなネタをやっていまして

 家族・・・  私ごとですが、先日、息子が生まれまして!
        実は私の妻が趣味でお茶をやっていまして

 健康・・・  肌の色艶が素晴らしいですね!なんかスポーツやってますよね?
        実は、先月の健康診断で脂肪肝だと宣告されて・・・

 新聞・・・  今朝の日経新聞にもこんなことが載っていましたね


 営業活動は心理戦。お客様は嫌いな人からは商品を買ってはくれません。

 まずは、相手と仲良くなって、本音を聞き出せるような人間関係を作ることが大切でしょう。

 先方企業の近隣を歩いてみたり、近くの店舗で食事をしたりすることは、心理的な壁を取りのぞくためのネタを拾いやすかったりします。

 したがって初回訪問の際には、少し早めに着いて、色々なネタを拾いにいくことも必要になるのではないだろうか?

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