いろいろミーティングなどをしているとたまたま自分の得意分野に及ぶことがある。
そのとき、目上の人がちょっと違ったニュアンスで話していることがあれば、
それとなくプライドを傷つけないように気をつけながらも正しい情報を提供ということもある。
しかし、そんなこと知っているようなそぶりでかぶせ発言され、聴く耳ももたない。。。。。
本当に知っているのかもしれないし自分の知らないことを話してくれるかもしれないと期待して、相手の話をよく聞いてみる。。。。。
どうもおかしい。。。。。。。。
う~む。。
しかし。。。。
こうなると思い違いしているなぁと解っていながらも、
人間関係がこじれるのを避けるために、余計なこととして話さなくなる。
そしてどんどん的外れなことに。。。
知ったかぶるとそれを補う情報は人から得ることができなくなるものです。。。。
それとは逆にプライドを捨てて尋ねると物事を推進させる情報が得られたりする。。。。
アサヒビールを立ち直らせた樋口廣太郎氏は、住友銀行の副頭取からアサヒビールの社長に就任するにあたって、ビール業界の先人たちに
「アサヒビールのどこがいけないのか」
と教えを請いに行ったそうです。。。
そして指摘されたことを一つ一つ改めていった。。。。
ライバル関係にある人間に快く教えてくれた先人も立派ですが、銀行の副頭取といういわゆる「大物」でも、わからないことは謙虚に聞く姿勢をもっていた。。。。
そういう人間がトップになったことがアサヒビール躍進の背景にあったということです。。。
ここで言いたいのは、プライドを持つことは大切ですが、真のプライドとはそんなものではないということ。
「自分が何でも知っている」「自分はいつも正しい」などと思うのは、いかにモノを知らないか、世間がわかっていないかの証明でしかない。。。。
『私は人の話を聞くのが上手です。
私は学問のある他人が全部私よりよく見え、どんな話でも素直に耳を傾け、自分自身に吸収しようとつとめました。
よく他人の意見を聞く、これは経営者の第一条件です。』
by 松下幸之助
私も気をつけます。。。
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