友情というのは、こっちから向こうへ一方的に与えるもので、向こうから得られる何かではない。友情とは、自分の相手に対する気持ちだ。
by北野武
人を愛するというのは、見返りを求めれば求めるほど不幸になっていくもんだよね。
だって、その見返りは常に満たされるものではないのだから。。。
by喫茶店の相談コーナーでの私
(OLからの相談をうけて、当時、17歳:ガキが何を言っているのだか。。25~7歳と思われていたみたいです。)
友情や愛情など人を思いやる気持ちは、当たり前の話ではありますが「本質的」には一方通行で、双方向ではありません。
なぜなら、人の感情は本人の心の内部で発生するもので、外部の現象に対して、その人の心のありようによって反応し生じるものだからです。
たとえば愛情を込めてプレゼントをあげたとしましょう、受け取った方は、嬉しいかもしれませんが、プレゼントされたものによって受け止め方が異なります。
洞察力のない人なら、金額(金銭的価値)でしか判断できなかったりする。
逆に洞察力がある人だったら、金のかかっていないものでも、その真意を推し量ることができて喜んだりするもの。
したがって受ける側の経験や想像力や能力や価値観などに依存することになるのです。
ということは100の思いを込めて何かを与えても、相手は100として受け取るとは限らない。
場合によっては10や1として受け取るかもしれない。
としたら、見返りをもとめたなら10とか1の見返りしか返ってこない。
となると。。。
当然不満だ。
一方、運よく相手は120として受け取ったとする。
そして相手が120の思いを込めてお返ししてきたとする。
こんどは自分が相手の120の思いを10としか感じとることができなければ、これもまた不満になる。
ですから、見返りを期待して行動することはやめた方がいい。
そのような行動や感情の蓄積は、必ず負の蓄積となり自分を不幸な方向へと導いてしまうのだから。
満たされない「負」の思いは、勝手に心の中で増幅されて行き雪だるまのように育っていく。
はじめは石ころ程度であっても巨大になる。
そうすると自分の感情を抑えきれなくなり、外に言動や行動で表れるようになる。
そしてそれが鏡のように自分自身にリターンしてくる。
これでは、絶対に幸せな環境にはならない。
期待をしないで、気持ちを与えればいいじゃないか。
だって期待をしないところで相手から何か与えられたら「サプライズ」でうれしいから。。。。。
そしてプラスが返ってくる。
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