2008年1月17日木曜日

あまり自分のことを話さない人

話が弾まない。。。

「YES」や「NO」だけでそれ以上の返事がない。

会話のための「ボール」を投げる。。。

。。。あららっかわされた。聞かなかったかのように流される。。。

会話のキャッチボールのハズが、投げかえすどころかキャッチすらしてくれない。。。

気を取り直してもう一度投げる。。。

こんどはバットをもってバントしやがった。。。

あ~ぁ、俺が投げた球があんなところにいっちゃったよ。。。そんなこと聞いてないのに。。。

これじゃあ、会話のキャッチボールになんかなりゃしない。。。

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たとえば日常の会話や営業のヒアリングなどのシチュエーションでいろいろ聞かなければならないのに、相手によっては、いろいろ働きかけないと話をしてくれない人もいます。

そんな人からは、質問に対して簡単な答えしか言わず殆ど情報がえられないような状況に陥いったりするものです。

その場合の質問のコツは、イエスやノーで答えられない意見を求める質問にすることです。

そうすれば、会話に引き込むことができます。

たとえば、「~についてどう思われますか?」「~と思いませんか?」「~と考えたことがありませんか?」など。

そして質問をしたら、黙って相手が答えるのを待つ。。。。。

なぜかというと、このタイプの人は話す内容を考えていて話し出すタイミングが遅くなることもあるからです。。。

つい焦って続けていろいろたとえ話も交えて質問を繰り返してしまいそうですが、ここは我慢。。。

もし質問をかぶせようものなら相手はさらに心の壁を高くしてしまいます。


会話に引き込む質問。。。

しかし、この質問も相手に恥をかかせるような質問であってはならないものです。。。

よくセミナーなどで会場の出席者に問いかけるような場面があったりするのですが、

質問された出席者は、恥をかきたくないので困ったり嫌に思ったり、緊張するものです。

だから相手のプライドが傷つかないように配慮すべきでしょう。

第三者がいたり、その場に大勢の人間がいるような場での質問は間違っても恥ではないような質問がいい。。。

1対1での質問は、質問者が上からの目線で行なわなければ、同じ立ち位置か下からの目線なら問題ないでしょう。。。


これらのテクニックは、頭で考えているようでは使えません。

つまりテクニックを使おうと頭で考えている瞬間、目線が動いたりして、相手に意図を伝えてしまうか違和感を感じさせることがあるのです。

無意識に使える。。。

ないしはテクニックとして意識せずに反射的に行なってしまうという自動化のレベルにするのが理想です。

なぜなら無意識の自動化というものには人を意図的にコントロールしようとする意志がないうえに、瞬時に考えないで行なえるからです。

さまざまな技術にも言えることかもしれませんが、反復練習も必要ですし、無意識レベルまでにもっていく過程では、感性(感情)・感覚(皮膚感・血圧・空気など)と行動を連動させる=「条件付け」をすると連動しやすくなるものです。

(※「条件付け」:行動分析学や心理学的な意味での条件付けという意味です。たとえばパブロフの犬みたいな)

この場合は「反復」と「条件付け」こそ「経験」と言えるのかもしれません。

そして無意識レベルまで昇華させるといくことで人間力も向上していくというのが理想です。

ちょっと文章では表現しきれない内容でした。

ちなみに本当はいろいろ話すひとなのに、信用されてなかったり嫌われたりしていた場合には、当たり前ですが自分のことを話してくれません。この場合は「空気を読め」ということなのでしょう。

いづれにせよ。ゆとりをもってコミュニケーションしましょう。。。





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