「はじめまして。。。。」
如何にもブリティッシュテーラードといった感じのピシっとしたスーツに、
アイロンの利いた真っ白なワイシャツ。
喉元にキュッと絞められたヴィヴィアンウエストウッドのネクタイ。。。
髪型も短めで、クールな眼差しで、
いかにも「できる!」感じの人が私の目を見ながら名刺交換をする。。。。。。。
そのとき私は、「この人は仕事できるんだろうなぁ。。。。」
と何も知らないはずなのに勝手に思ってしまう。
まあ、そりゃぁそうだろう。。。。。。。。。
外見や、最初の自己紹介などで、
「第一印象」ができあがるものです。
いったん、第一印象ができあがると、
次からは、この「第一印象に合わせた対人認知」が始まる。。。
一度、良い人だと思い込めば、その人の良いことばかりが目に付くし、
いろいろなことを良い方向に解釈する。
最初に悪い人だと思い込んでしまえば、その反対のことが起こるのです。
これを説明する理論に「認知的不協和理論」や「原因帰属理論」というのがあります。
(これはまた次の機会に。)
良い人だと判断してしまえば、
その判断と矛盾する証拠や考えは不愉快なので(認知的不協和が発生するので)、
良い人だと思える証拠をさらに集め、
またさまざまな情報を良いこととして解釈するようになるのです。
(この傾向は対人認知だけにとどまらないのですが)
廊下であいさつをしたのに、相手がそのまま通りすぎた場合はどうでしょう。
相手を良い人だと思っていれば、気がつかなかったのかななどと考える(原因帰属する)。
嫌なやつだと思っていれば、オレを無視したなどと考える(原因帰属する)ものです。
あいつは嫌な人間だと、あなたが思っているとする。
なぜ、そう思うのか?
それは、あいつが嫌な人間だからだ。
そうかもしれない。
でも、もしかしたら、嫌な人間だと
あなたが勝手に思い込んでいる
だけなのかもしれません。
真実はいかに????
(より多くの情報を得るためにコミュニケーションをとるに越したことはない)
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