行動分析学やスポーツ心理学、コーチングなどで、
近年、盛んに言われていることですが、
後悔することと反省することは、反復すればするほど、
問題やミスの発生件数を増やすという因果関係が事実として存在しているのです。
なぜか?
単純に言えば、
後悔や反省は「負のイメージトレーニング(ある意味、負の自己暗示)」
をしているようなものだからです。
つまり、やってはならないミスを何度もイメージさせる=失敗しやすくなる。。もう最悪。。。。
私のボキャブラリーがないので表現しづらいのですが、
後悔や反省=自分を「責める」ということは、心理的マイナスでしかなくプラスに転ずることが難しくものです。
だから、殺す思考よりも活かす思考であるべきです。
後悔や反省して自分を責めるのではなく、
失敗やミスをしたときは、やってはいけないことが解った!
避けなければならない行動が解った!
だから選択肢が2つだった場合には、
この失敗で上手く行く方を選択することができるようになった!
とか、複数の選択肢があったならば、その選択肢が狭まった!
などと考えることによりもともとプラスとして思考することができるのです。
人を指導する側に立って、
生徒に対し後悔や反省を促すような指導の仕方は、
失敗に対する恐怖感だけならまだしも
「行動すること(やってみること)」自体躊躇させてしまうことになります。
とうぜん生徒は積極的に自ら物事を考えて何かをしようなんて「余計なこと」はしなくなる。。。
結果として言われたことだけやるようになってしまう。。。。。
だから、能力を引き出したいなら、
後悔や反省する=自分を責める!よりも、
その行動(ミスや失敗)で何かヒントを得て役立てることを考えるよう習慣づけることです。。。
どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
byアインシュタイン
過去の記憶がお前に喜びを与えるときにのみ、
過去について考えよ。
byオースティン
反省が「罰」であり、代償を負わせたままにするという目的があるならば、
過去に起こったことを悔やみつづけるというのは目的に適ったものなのでしょうが。
良い方向にもっていく目的があるのならば、
自分を責めるような行為は意味がないだけでなく逆効果です。
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