つまり、潜在意識は「現状を維持する」ことを優先するとのこと。
したがって、目標達成の(成功する)ためにすべきことが、現状維持に相反する内容だと、すべき行動に潜在意識がストップをかけるということなのです。
具体的に言うと、太っている人が、ダイエットという目標達成のために、食事を制限したり、運動しようとすると、現状維持しようとする潜在意識が働き、好きなものをたくさん食べている現状や運動していないという現状を維持するように、ダイエットすること自体を否定したり、ダイエットの結果(経過)について否定的になり、継続をストップしてしまうということ。
上記は心理学でいうところの一貫性の法則や行動分析学などで実証されている理論と共通しているのですが。
自分の経験に基づき、カウンセラー・セラピストとして著名な石井裕之氏は以下を提言しています。
潜在意識による心理的ブレーキを取り外すために、
1.目標を実現した自分が言うのにふさわしい言葉でしゃべる。
2.目標を実現した自分が歩いているように、堂々と歩く。
3.目標を実現した自分が行くのにふさわしい店でランチを食べる。
4.目標を実現した自分が着るのにふさわしいスーツを一着だけ買う。
(たくさんは買えないだろうから)
5.目標を実現した自分が読むのにふさわしい本を読む。
(まずは理解できなくても...)
6.目標を実現した自分が会うのにふさわしい心を持った人たちと交流する。
(心理学では、知人と同じパーソナリティを持っていると思われることが実証されているからね)
7.目標を実現した自分がするであろうように、おおらかに人を許す。
まあ、ある意味「演技せよ!」というものですが。
なるほど、確かに私の知っているミュージシャン(従兄弟)は、アマチュア時代から上記に該当するようなところがありましたし、実際にメジャーデビューし成功したものです。
まあ、あの根拠のない「自信」が成功に導いたというところもあるのでしょうが。。。
医学博士であるマクスウェル・マルツ氏は、
幸福になるための習慣(実践的自己改善法)として、(共通している内容もありますが)
1.できるだけ陽気になろう。
2.他人に対し、もう少し好意的に感じたり、ふるまったりするようにしよう。
3.他人の欠点や失敗や誤りに対し、批判をひかえ目にし、もっと寛大になろう。かれらの行動に関し、できるだけ最善の解釈を加えることにしよう。
4.すでに私は、そうありたいと願っていたパーソナリティに到達しているかのように行動するつもりである。私は、この新しいパーソナリティとしてふるまったり、感じたりする訓練をしよう。
5.自分の意見により、悲観的で否定的な方向に事実をゆがめないようにしよう。
6.一日に少なくとも三回は笑うことにしよう。
7.なにが起きようとも、可能なかぎり、冷静に、知性的にふるまうことにしよう。
8.変えようのない悲観的で否定的な事実は完全に無視するか、それに対し心を閉じることにしよう。
と提言しています。(まずは3週間実践せよ。。。と)
似たようなものでスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」というのもありますがここでは割愛します。
実現したい夢があるなら、潜在意識の「タガ」外す石井氏の提言する方法を参考にするのもいいでしょう。いま置かれている自分の状況を変えて行きたいと思うなら、マルツ博士の提言を参考にするのもいいでしょう。
しかし、全部実践したら、どうなるのでしょうか。。
自分を中心に地球が回るようになるかもしれません。きっと。。。。
全部できるかどうかわからないが私も意識はしてみようと思いましたが。。。。
結構持続しないものです。。。
ですから、石井氏の書籍などを忘れたときに読み返すのもいいかもしれません。
参考書籍:
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
ホームページ制作は、WEBアドバイザーズ
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