取引先と子会社との打合せ。
その打合せでは子会社側からは開発担当の優秀な人間が出席し、
そのときのコミュニケーションが良くなかった。
その開発担当者は優秀であることは確かで若い頃何回か泊りがけでスキーにも一緒に行ったりしたした人物。
ですから人となりは良く知っていたのですが、このときは、
かなり取引先に不快感を感じさせるような話し方をしていたのです。
どんな話し方をしていたか?
相手の話の途中で遮り、持論や反論を早口で言う。。。。
不快感を与えてしまうのは当然です。
さて、
相手に敵対、反感をかってしまうコミュニケーションは
相手の話に対して、「そうじゃないよ」「それは違うよ」と否定する言葉を返すことです。
それから、相手の話に対して、「でも」「だけど」「しかし」に続けて、反対意見を言うこと。
話しの途中で遮って反対意見を言えば、どんな人間でも反感をもつし腹が立つものです。
共感を得るためのコミュニケーションで必要なのは、様々な研修でも言われていることではありますが、
Yes・Butではなく、Yes・andでコミュニケーションをとるということです。
私たちが若い頃、セールスの研修では、必ずYes But話法を教わったものです。
セールストークのYes-But法も、不況時代に突入して以降、情報過多の環境下、
教えられることが減り、高度経済成長時代と違って、通用しにくくなったと言われています。
Yes-But法は、お客さんに心理的バリアーをもたれてしまう可能性が高いだけに、
不況時代には通用しない。
プライベートのコミュニケーションでも情報過多の環境下では、Yes-Butは良くありません。
一方、今、研修などで非常によく教えられるようになった方法が、Yes and 法。
これは、相手の話をYesと受け止めた後、「そして」でつなげる方法で、
「そして」の他に、「では」「ならば」「ということは」などでもOK。
接続詞の後につなげる話はいっしょでも、接続詞を変えるだけで、
相手が見構えることなく、話を聞いてもらいやすくなるのです。
当社でも古株社員は、けっこうButを使う人間が多いです。
ひどい場合には、Yesなしで「逆に言うと」とか「そうじゃなくて」なんて否定から自己主張されてしまいます。
そのたびに「不快」な気分がするものです。。
こういう人の言うことは聞きたくない。。。という気持ちになります。
※テクニックやノウハウはその手法を知っているというだけでは、意味がありません。
あくまでも参考とするレベルでとらえてください。
なぜなら使えることができても、対人関係に関わることならば効果がない場合が多いからです。
本質は違うところにあります。
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