2007年9月11日火曜日

失敗した部下(や子供)を指導する場合

たまに子供を指導することがあります。。。

つくづく思うのですが素直な子もいるものの担当した子供の多くは、「しつけ」が充分でないようです。。

ですから、そんな状況下で相手に向き合っていると、ついストレスが溜まり「一方的な叱責」など片方向のコミュニケーションをとってしまうことになりがちです。

当然、日々の忙しさから時間の制約がある仕事でもこのようなコミュニケーションをとってしまいます。

さて、指導に関するコミュニケーションですが、部下や子供の能力を引き上げるための指導していくうえで、質問する際の注意すべきことについてご紹介します。


<してはいけない質問>

「なぜ失敗したんだ?」「どんな失敗したんだ?」「敗因は何だ?」「どうして~できないんだ!」

否定質問

職場ではよくあるありふれたパターンではありますが。。。。

ものごとの否定的な側面にフォーカスして行なう質問を「否定質問」といいます。

上記にあるような質問のことです。

ですから否定的な「~ない」という言葉の要素がある質問があてはまります。

上司(指導者):「否定質問」 →  部下(生徒):「言い逃れモード」

これらの質問は、一般的には、部下の思考を「言い逃れようとするモード」に移行させてしまうことになります。

「言い逃れモード」になった部下からは、前向き・創造的な解決策や改善案は、ほとんど出てこないようになります。

そして、そこからは魔のループに入ってしまうのです。。。

追い詰めるような否定質問を行い、言い逃れモードに部下を追及すると、さらに、

コイツは「馬鹿か?」と決め付けて追い討ちをかけてしまったりするのです。。。

こうなると本来、能力があったとしてもその能力は、その場(職場)では「封印」されてしまうことになります。

営業の現場では、そのようなコミュニケーションを「ツメる」。ひどいのを「激ヅメ」なんて言ってます。

ハタから見ていても気の毒になります。

このようなコミュニケーションを続けていれば、早い段階で知りたいミスなどの情報も隠すようになってしまい、小さなことが大事(おおごと)になってしまうこともままあります。

更に否定質問+「馬鹿やろう」「何考えているんだ」等の怒鳴り+机を叩く・舌打ちをするなどのアクションがつけばもう完璧に思考停止させることになり、モチベーションも低下し、命令や指示を積極的には聞かなくなるだけでなく情報収集にも困難を来たすということになります。

(周りを見てください、ひょっとしてそこかしこにそんなシチュエーションありませんか???)

ではどのようにすべきでしょうか?それについては次回へ。。。

落ち着いてコミュニケーションとりましょうよ。。。高圧的にならないで。。。なるべく自制しましょう。。。忙しいのはわかるけど。。。。

ホームページ制作は、WEBアドバイザーズ

0 件のコメント: