人を指導するときやコミュニケーションを行なう際、心理的バリアを取りのぞく典型的な方法というものがあります。
相手に同調するというものですが。
ペーシング
相手とペースや波長を合わせるスキル。
相手との間に共通点・類似点を作り出すことで、相手の心理的バリアーを取り除くスキルとも言えます。
具体的には
・表情を合わせる (笑顔や困り顔など)
・目線(目の高さ)を合わせる
・話すスピードを合わせる
・声のトーンや大きさを合わせる
・話題を合わせる
・相手に共感の言葉を返す
・服装を合わせる
・動作を合わせる(ミラーリング)
・姿勢や手足の位置を合わせる(ミラーリング)
人間の脳は、相手と自分の共通点に敏感で、無意識に共通点を探すそうです。
そのため、意図的に共通点を作ることで、相手の脳は「この人は安心してよい」と判断し、打ち解けることになります。
初対面の人でも、生まれ故郷や趣味がいっしょということがわかって、すぐに打ち解けたなどありますよね。
また、ビジネスマンの一般的な服装は、万国共通です。
世界各国、どの国に行っても、ビジネスマンの一般的な服装は「ワイシャツにネクタイ。その上にスーツ、それも色は紺やグレー。」同じ服装をすることで、無意識にペーシング効果を使っているといえます。
ただ、意識してやるというよりも無意識にそうなっているように自分自身を変えていくのが大事なのではと思います。
渋谷昌三氏著書他参照
※テクニックやノウハウはその手法を知っているというだけでは、意味がありません。
あくまでも参考とするレベルでとらえてください。
なぜなら使えることができても、対人関係に関わることならば効果がない場合が多いからです。
本質は違うところにあります。
ホームページ制作は、WEBアドバイザーズ
0 件のコメント:
コメントを投稿