2007年9月4日火曜日

指導コーチングの仕方

コーチングをするときに役立つ「心構え」があります。

部下や生徒を指導するとき、「尊敬する人」が部下(生徒)だったらと仮定してみるという方法です。

相手の話しを聞くためには上手く質問を投げかける必要があります。

しかし、部下の話を聞いていると、自分の方から伝えたいことが次から次に出てくるもの。

そして、部下に対して投げかける質問が浮かばなくなり、結果として自分が一方的に話すことになる。

そうすると、何も聞き出せなくなることが多いのです。

『●●(尊敬する人)があなたの部下(生徒)だと仮定してみる。その部下(生徒)の●●さんが、初歩的な失敗をされたと考えてみる。』

→おそらく『●●さんが、あんな失敗をされるなんてことはないと思う人が多いでしょう。』

『仮にもし、●●さんがあんな失敗をされたとしたら、上司のあなたはどうしますか?』

と考えてみるのです。。。。。

『●●さんほどの人があんな失敗をされたとしたら、自分には計り知れない理由があったんだと思い、それも知りたいし、これをきっかけに●●さんの考え方や感じ方なども知りたいと思い質問するのではないでしょうか。』

『●●さんだったら、この失敗から何かを学ばれたと思う。それをぜひ聞いてみる。自分にとっても学びになるから。』

『これまで、どのようにして失敗を乗り超えてこられたのか?』

『今回の失敗のことだけじゃなく、●●さんの価値観とかビジョンとかいろいろ聞きたい。』

というように尊敬している相手に対して、次々と質問が出てきた理由はなぜなのでしょうか?

それは「答えが相手の中にあるということ信じている。」ということなのではないでしょうか?

ですからその心構えで相手と会話していくと相手の口から答えがでるようになり、本人の気づきになったりするのです。

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