2007年9月6日木曜日

行動意欲を引き出す

何年か前に、管理職試験の必須書籍として読んだデール・カーネギー著「人を動かす」からの抜粋引用ですが、この本をコンパクトに要約すると、

人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。この事実に気づいている人は、はなはだ少ない。

人を動かす秘訣は、間違いなく一つしかない。

みずから動きたくなる気持ちを起こさせること---これが秘訣だ。

そのためには、相手の欲しているものを与えるのが、唯一の方法だ。

誰もが最も欲しているもの、人間の持つ最も根強い衝動は、「重要人物でありたい」という欲求なのだ。

これを満たしてやることだ。


と著書で論じています。


また、心理学者ウィリアム・ジェームズは、

「人間の持つ性質のうちで最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」といってます。

ここでは希望とか待望とかいうなまぬるい言葉ではなく、あえて「渇望」という言葉を使っています。

他人のこのような心の渇望を満たしてやれる人は極めてまれだが、それができる人こそ、人の心をつかむことができる人だ。



実際のところは、社会順応している人間のみ対象となることです。

したがって例外となる人間は近年多くはなってきているとは思うのですが、統計的に考えればレアケースに対応することよりも一般的なものに対応することを優先すべきであると考えます。

ですから、このモチベーションに関する古典的な原則は、人に行動させるためには重要なことであり「あたりまえのこと」であると言えます。

様々な原則、法則は、100%当てはまるというものではないと思います、したがってある程度の例外があるのが前提として受け入れるべきでしょう。

デール・カーネギーは、「人を動かす」で様々な原則を書いてますので、これについては次回紹介します。

参考文献
人を動かす 新装版

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