聞くことについて、著名人はこのようなことを言っています。
アインシュタインの例
「もし自分が死にそうな状況になって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は、適切な質問を探すのに費やすだろう」
松下幸之助氏の例
かつて社長を選ぶに当たって、序列で言えば上から25番目のヒラの取締役、山下俊彦氏を大抜擢したことがあります。指名した松下幸之助氏は、理由を問われたときに、
「山下は人の話をよく聞く男やから」
と答えたそうです。
三洋電機創業者の井植歳男氏の口ぐせ
「私は白紙だ。なんでも言ってくれ、聞かせてくれ」
井植氏は誰に対しても真剣に聴き入るので、井植氏のところへは情報がよく入ってきたそうです。
さらに
カルロス・ゴーン氏の口ぐせ
「君のアイディアを聞かせてくれ」
「自分がキャリアアップしてきた過程で、教育の意義、特にコーチングの重要性を深く認識するようになりました。」
成功している企業や高い水準の競争力を持つ企業は、教育やコーチングを重視しています。裏返せば、社員が学ぶ仕組みを持つ企業こそが強いのです。」
「教育やコミュニケーションというのは、この炎を燃やし続ける燃料のようなものです。」
(「日経ビジネス」(2005.1.31号、日経BP社))
山下氏や井植氏、ゴーン氏に限らず、名経営者や優秀なマネジャーに、聞き上手が多いのは事実です。
聞き上手ということは、学び上手でもあり、自分が他人から学ぶだけでなく、話し手の能力も引き出すある意味「ノセ上手」ということになるのではないでしょうか?
聞き上手であるということは、周りからの協力も得られやすいですし、人も動いてくれるようになります。
話しを聞いているときの態度も重要です。
話しを聞いているときに眼鏡を拭いたり、ネクタイをいじったり、電卓を叩いたりするのは、相手に対し全く敬意がなく、重要視していないということを行動で示しているようなものです。
そんな人が「君の話を聞かせてくれ」なんていっても「どうせまともに聞かないくせに」と信用されません。
その結果、そのような人が率いる組織も自主性や自律性などを引き出せず大きな実績は残せないことになります。
聞くときの態度にも気を使う必要がありますので、もし当てはまるようなところがあれば、ぜひとも止めるように心がけてみてください。
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