パーキンソンの法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(第一法則)、
Work expands so as to fill the time available for its completion.
部署が大きくなり、人数も多くなればなるほど、会社での影響力は強まることになります。
そうすると、所属している社員にもポストを用意できることになり。
そのために、新しい仕事が次々と作り出される。ということらしいです。
主に官僚組織では、このような状態に陥るとのこと。
予算は自分のものでないし、時間もたっぷりあるのだから削減する必要もないということなのでしょうか?
取るに足らない物事でもきっちり完璧に近い状態にしようとしたり。。。。
あなたの周りに、きっと無駄に仕事を増やしている人間がいる。。。。はずです。。。たぶん。。
まあ、身近にやたらと長電話する人がいたりしませんか?
販売会社でも、組織が大きくなるにつれ、やたらと書類が多くなっていきます。
20年前には2枚の書類で済んだのが、今では5~6枚ないしそれ以上に増えていたり。。。。
なんか営業の仕事が書類を書くことになってしまった。。。なんてことが。。。
誰かの責任逃れのシワ寄せやコミュニケーションの欠如が招いた結果なのかもしれません。
上記に似たような「わたしなり」の仕事量と時間の法則
仕事の量は、完成度よりも時間を重視し、今すぐ本当に必要なものだけを素早くこなしていくと、減少していく。
これは持論なのですが。。。(だから誰も知らない。。。。当たり前か。。。。)、時間重視していると常に効率を考えるので、楽な方法やツールを開発していったりして結果的に仕事量が減ったりもするのです。。。
まあ、一般論では、変化の激しい環境下、時間を掛けてじっくりやっているうちに、環境が変わり、やっていること自体が無駄になることが往々にしてあるので、スピードは最も重視せざるを得ないということになります。
"私の持論としては、
たとえば、意思決定にかかわる仕事で80時間(100%)かければ100%できますが、24時間(80時間の30%)なら、70%の完成度までできるという仕事があったとします。
その場合、実際に行なうのは、100%完成度の仕事ではなく70%完成度の仕事を行なうということです。"
そして、8時間(80時間の10%)で半分までできるなら、それを一旦目標にして行い、意思決定をはかる。
そうすると、かりに意思決定の末、不要と判断したならば、残りの72時間(90%)をかける必要がなくなるのである。
あるコンサルタントは意思決定をするポイントを60%と言っています。。。
仮に、仕事の優先順位がわからないというならば、仕事を請けたとき、その仕事の目的を確認したり、それぞれの仕事の経過報告を的確に行なうことで不要な仕事が見えてくるかもしれません。(目的を果たせないものは、仕事とは言えない。単なる作業かそれ以下のものだと私は考えます。)
したがって仕事の依頼元(上司)とのコミュニケーションは、無駄な仕事を減らすためにも重要となるのです。(と私は勝手に思っています)
まあ、私は仕事のプライオリティの決め方でもパレートの法則を意識しているのですが。。。(例の20:80の法則(にっぱちの法則)で売上の80%が上位20%の顧客で....というもの)
プライオリティ上位の20%の仕事が成果の80%を占めているというような考え方なのです。。。
もちろん全ての仕事に当てはまるとは言えませんが。。。
プライオリティが高いものに能力と時間を費やし、低いものは短時間の作業として扱うか不要ならば保留にして実施しないという取捨選択を行なうというものです。
同じような考え方をブライアントレーシーなどの書籍で紹介されてますが、上記はそういう書籍を読む前(若い頃)から実践してきたことです。
ですから、そのような本をまったく読まないひとでも感覚的にこんな仕事の進め方をしている人が結構いるのではないのでしょうか?
ちなみに、GEのジャックウェルチ会長曰く「走りながら解決する」というのも、「意思決定を伴う継続的な仕事(事業や商品の開発・開拓やマーケティング等)」では完璧でなくとも走りながら修正していった方が効果があるといってますので最初から完璧である必要性はないと考えてもいいのでしょう。
事実、米国のベンチャー企業や高度成長期の日本の中小企業の商品開発もそのような傾向があり、成功・成長してきています。
結果的に効率良く「ある意味割り切って」完璧でなくとも、ともかく実行して都度修正していくのが効果あると実証されていますし、経営サイドもそのように判断するのです。
ですから、もし情報収集や決め事など完璧にしてから行動に移した方が良いと思って仕事をしているのでしたら、仕事の進め方の意識を変えてみることを試してみては如何でしょうか?
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