学生の当時、
バイト先で仕事上の会話しかしてなかったのですが、
とてもいい人だと思っていた先輩がいました。
しかし、その先輩は昼食時や休憩時に、なぜか「ひとり」........いつみても「ひとり」........
「ひとり」で居るのが好きなのだろうか?と思って昼飯時に声をかけることにした........
「○○さん、メシ一緒にどうすっか?」
すると彼は満面の笑みを浮かべ「いいね~っ!」やはり悪い人では、なさそうだが........
そして裏手にある喫茶店へ。
席につくと早速メニューをみて、サービスランチを2人分注文し、
オーダー時に置かれた水を口にする。
待っている間、彼と少し話してみたら「ひとり」の理由を知ることになった........
みんなに「敬遠」されているということ........
会話を始めると、殆ど彼が一方的に話す、話すわ、マシンガンのごとく。。。
おしゃべりも度が過ぎると嫌われる........
まあソレはこっちに置いといて........
「自分が話したいことが何か」
「話したいことが相手に伝わったか」など
自分が主張したいことばかり考えて話しをすると
必然的に自分の話に戻そうとしてしまうものです。
しかも相手が話している時に
自分が何を話すか考えてるから相手の話を聞いてないことが多い!
自分の話へ戻そうとすると、当然「But」等、
逆説するような言葉がでてくることになる。
このような自己主張型のコミュニケーションは、
敵対関係をつくることになります。
ですから、信頼関係の構築には、
とにかく相手の話を聴いて聴いて聞きまくる必要がある。
この姿勢が相手のことを「理解しようとしている姿勢」となり、
相手に「信頼される」ことに結びつく。
傾聴(顔の表情や言葉、しぐさなど全てを使って表現しながら)しつづければ、
そのうち自分が話す番(流れ)が必ずくるのですから........
表現欲求・顕示欲求
「自己顕示欲」ということばがありますよね。
心理学では「何とかして自分のことをわかってほしい」という心理的欲求を
「表現欲求」とか「顕示欲求」といいます。
人は「自分のことをわかってほしい。聞いてほしい」という欲求が、
満たされれば愉快な気分になる。
逆に、こちらが話しているのに、
そっぽを向いて作業を続けながら答えるとか、
大切な質問をしているのに、
返事が返ってこないということがあれば、
無視されたような気分になる。
昔の売れない営業マンは、お客様と話す場合、
「次は何を話そうか」と自分の事ばかり考えてトークすることが多かったものです。
まあモテない男もそうですよね。
相手が話しているときに、
聞いているフリをして頭の中では「自分のことを考えている」ので、
相手との話の内容を把握せずにかみ合わないコミュニケーションを
続けるようなことも見受けられたものです........
会議などでも何度説明しても理解できないような時がありますが、
説明されているときに「何を話そうか考えている」から
結局説明内容を聞いていないという状況に陥いる........
ですから、自分の「顕示欲求」をなるべく抑え、
相手の「顕示欲求」を満たしてあげる。
そうすれば、相手との人間関係はうまく行くし、好感が得られる。
そのことをちょっと意識てはいかがでしょう。
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