どんなひとでも「人間」であるかぎり感情がある。
だから、「腹立つ」ことがあったら、
なるべく気にしないようにしても身体が言うことを利かなくなったりするものです。
特に頭が回らなくなる。
怒鳴るな、怒るな、馬鹿にするなっ!。。。。。。。
感情的に人格を否定するような人間は、
相手のモチベーションを奪うもの。
そういう人間以外でも、
一般的にモチベーション(やる気)のない人は、
人のやる気を育てることはできないものです。
しかし、もう少し違うケースで人のやる気を奪う場合もあります。
モチベーションが「高すぎる」指導者
指導する側のモチベーションが高すぎて、目標が高すぎると
逆に生徒側のモチベーションが下がったりします。
子供の教育にたとえてみると。
親の達成動機が高いと子の達成動機が低くなる例。
親の達成意欲が高すぎると、子の達成意欲が低くなることがあるという心理学の研究があります。
たとえば、
子どもが積み木ブロックを3つ積み上げて、「見て、見て!」と言ってきても、
「なんだ、たったの3つか、隣の子は5つできるぞ!」
ってなことになってしまって、子どものやる気を奪ってしまうことがあるのです。
自分が、やる気満々で、確かに能力もあって、一代にして大きな会社を作った。。。。
そんなオヤジさんが、自分の子どもが普通にやっているのを見ると、
なんとも歯がゆくて仕方がない。
俺の子ならもっとできるはずだ、俺はもっと努力してきたぞ、と思うのです。
「営業で実績を上げ、役員にまでなった。」
典型的な叩き上げの役員がいたとします。
そんな役員が、社員が「普通」にやっているのを見ると、黙ってはいられなくなる。。。。
そして怒鳴られ、怒られ、バカにされるたびに、社員(子ども)は小さくなっていく。
やる気満々の母親も同じ。
自分の能力や、努力、充実した子ども時代と比べて、
普通にやっている我が子がダメな子に見えてしまうのです。
場合によっては、子どもがせっかく自分でやっていることに手を出してしまうこともある。
お母さんが手伝えば、りっぱな作品が仕上がるかもしれませんが、
せっかく子どもが努力して達成の喜びが得られるチャンスを奪ってしまうことになるのです。
やる気一杯の上司が、普通の部下を「やる気がなぁ~いいい!」と叱咤激励する場合も同じ。
「普通の人」の「普通の成果」を認めてあげられないと、部下は委縮する一方。
やる気一杯の上司も配慮が必要です。
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