2007年10月26日金曜日

感情に対する責任

あなたの身の回りに起こる現象や

あなたに対して行なわれる他人からの行為

今あなたが置かれている環境について

もしあなたが「怒り」を感じたりするなどのストレスがあるならば、

その感情を決めているのは、他人や環境ではなく

あなた自身です。

たとえば、あなたが怒りを感じているような事柄は

ある人にとっては、怒りにもあたいしないような些細なことであったり

気にもとめないようなことであったりするのです。

ですから、自分の感情を環境や他人のせいにして批判、非難したり

することは、単に自分がその感情を決めるという行為の責任を転嫁

しているに過ぎない。

そして感情の責任転嫁というのは、いわば小さな戦争です。

実質的に相手に非がなかろうが自己の正当化のために相手を攻撃する。

これが大きくなると本物の戦争と発展してしまうこともある。

これを人間の性(サガ)としてあきらめていいのであろうか?

いづれにせよ、感情をぶつけたりするような他人に行なった行為は、必ず自分に返ってくる。

行為を行なった相手からもあるし、そうでないなら他から時間差で返ってくる。

誰かを憎めば、必ず誰かから憎まれることになる。

ひょっとすると自分が撒いた種となり育ってから返ってくるかもしれない。

複数の人に不快に思われる行為にまでなってしまったら倍返しどころではない。

だから少なくとも自分自身の感情の責任は自分で負う努力をすべきだろう。


どうせなら返ってくるのなら「楽」「快」「喜」「幸」を相手に伝えよう。

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