2007年10月1日月曜日

「原因」と「結果」の法則

~あなたの周囲で発生する、
 あなたの優しさや心の平和を脅かす物事のすべてが
 あなたの進歩に不可欠なものであり、
 それを通じてのみあなたは学び、成長し、
 成熟することができるのです。

 もしあなたが環境が悪いと感じているとしたら、
 本当に悪いのはあなた自身です。~


著:ジェームズ・アレン ”「原因」と「結果」法則”より抜粋。

(ジェームズ・アレン。。。彼は私より100年も前に生まれ、この本は1902年に書かれたものです。
この本は、その後出版された様々なベストセラーの啓発本の著者デールカーネギーやナポレオンヒル等にとってのバイブル的な存在です。)


さて、

物事が上手くいく人とそうでない人、この違いは何でしょう?

心理学などで、その傾向として語られているのが『思考パターンの違い』だということです。

たとえば、特に問題が起きた時

「物事が上手くいく人は、社会心理学でいう内的要因思考、つまり自責型(自己の責任として考える)」



「物事が上手くいかない人は、外的要因思考、つまり他責型(他のせいだと考える)」

であるということ。


では自分自身はどちらの傾向が強いのだろうか?

例えば

「部下が大切なことを報告してこないことが多い」という時、

A:「何でこいつはいつも大切な報告をしないんだ!こいつは物事の重大性が分かっていない!」と思う

B:「自分は彼にとって報告しにくい雰囲気があるのかな?自分が彼に報告の大切さを理解させていないのだな」と思う


奥さんの機嫌が悪い時、

A:「何でこいつはこう機嫌が悪いんだ!?」と考える

B:「自分の行動で彼女は嫌な思いをさせた部分はなかっただろうか?」と考える


子供が勉強しない時

A:「どうして今どきの子供はこうなんだ!学校は何をやっているんだ!」と考える

B:「仕事・仕事で子供と接する時間がないからこうなったのではないか?」と考える


自分の責任か他人の責任か?どのように考えるかによって人生は変わっていくというのです。
自責型であるということは、人に好かれるということにも繋がります。
つまりは相手のことを考えるようになるからなのですが。



参考文献:
「原因」と「結果」の法則

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